
2021年12月25日
21年のタイの日本食レストラン事情

なんと4370店舗だそうです。タイ全土にある日本食レストランの数がジェトロ・バンコク事務所から発表になっていました。そして、その半分ほどの2073店舗がバンコクに集中しているのだとか。まだまだ過当競争は続きそうですね。
それにしても吃驚したのは、このコロナ禍の中に関わらず店舗数が前年度より7%近く増えていることでした。閉業した店もかなりあるのですが、それを新規開店の店の数のほうが上回っているということです。さすがタイ。外食王国です。そしてゆるぎない人気を誇る日本食。まだまだ伸びしろはあるはず。来年は攻めるぞ。
もう一つ気になったのが、やっぱり地方への拡散とデリバリーの増加です。この辺はかねがね気にはなっていました。しかし、こうしてデータとしてみると進むべき方向が見えてきた気がします。
コロナ禍だからと言い訳するのではなく、このコロナ禍だからこそやれること。きっとあるはずです。そして、間違いなく来年はもっと多くのお店が開店するはず。不易流行。変えるべきことは変え、守るべきものは守る。ぶれずに攻めていきたいと思います。
【ハイパーリンク記事より転載】
ジェトロ(日本貿易振興機構)バンコク事務所は12月17日、「2021年度タイ国日本食レストラン調査」の結果を発表。タイにある日本料理レストランの数は4,370店で、新規店舗は889店と明らかにしました。店舗数は、前年度調査から6.7%増加しました。
調査は、2021年9月8日から11月7日にかけて実施。対象店舗は、日本料理か日本風にアレンジされた料理を提供する実店舗で、メニューの過半数が日本料理の店です。
業種別では、「寿司」が1,196店で最多。続いて「日本料理全般」1,071店、「ラーメン」が459店、「すきやき・しゃぶしゃぶ」が332店、「居酒屋」が275店、「焼き肉」が264店、「喫茶」が227店、「丼専門」が152店、「洋食」が114店、「カレー・オムライス」が106店、「揚げ物」が94店、「鉄板焼・お好み焼き」が60店、「蕎麦・うどん」が20店でした。
地域別では「バンコク」が2,073店で最多。続いて「ノンタブリ」が281店、「チョンブリ」が259店、「チェンマイ」が190店、「サムットプラーカーン」が139人、「パトゥンタニ」が114店、「プーケット」が85店、「ナコンラチャシマ」が80店、「ソンクラー」が70店などとなっています。
詳細は以下でご確認ください。
■2021年度タイ国日本食レストラン調査|ジェトロhttps://www.jetro.go.jp/ext_images/thailand/food/JapaneseRestaurantsSurvey2021JP.pdf