嗚呼、バンコクがらくた暮らし

　いや、そりゃ、そうだろう。いくら月が替わる節目とはいえ時期尚早。この感染者が増えている状況で規制の緩和はありえんだろう。そう思っていたら、案の定、却下でした。ありえんよね。個人的には規制緩和して欲しいけど、むやみに緩和すれば長引くだけだし……。
　何より飲食店は中途半端に緩和されて、でも、その中途半端さゆえに苦しんでいるのが現実ですから。問題の根底が解決されなければお客は戻ってきません。とりあえず、感染拡大の抑え込みでしょうね。ここまで規制してなぜ減らないという声と、いやいや規制しなかったらもっと酷いことになっていただろうという声も。タイ人の感じ方も様々の様です。いやぁ、今年は昨年以上に辛いなぁ。

【ネットニュースより転載】
　バンコク都は2021年5月31日、新型コロナウイルス対策で閉鎖されている5種類の事業を6月1日より再開させる規制緩和を発表しましたが、すぐにタイ政府により却下されました。　
　バンコク都はバンコク伝染病委員会の決定により、6月1日から博物館、遺跡、タトゥー店、マッサージ店、公園を再開すると発表。しかしタイCOVID-19状況管理センター＜CCSA＞により即日却下され、再開は少なくとも14日間の延期となりました。  

　おっつ、なんでここに牛乳石鹸があるんだ？掃除をしていると、思いがけないものが、思いもよらなかった場所から見つかります。お土産でもらったものかな？もしかしたら自分で買ったのかな？う～ん、思いだせないぞ。それにしても牛乳石鹸とは懐かしいなぁ。昔は石鹸で体を洗っていたし、お中元やお歳暮では、この牛乳石鹸の詰め合わせセットを貰うことも多かったよなぁ……。確か青色より赤色の方が高級だったような？
　事務所の大掃除をしていて発見した牛乳石鹸の赤箱。今じゃ手を洗うのもハンドソープだし、体はボディソープです。固形石鹸を使う機会は本当に少なくなりました。でも、なんだろう。石鹸を泡立てて、ほんのりと漂うシャボンの香り？あれははやっぱり好きだなぁ。
　よし、今夜からしばらくは石鹸で体を洗ってみるか。そう、考えただけでも、あの懐かしい香りが頭によみがえってきました。牛乳石鹸、よい石鹸！   

　今月に入って何度目だろう？今週だけでも２度目のホームプロです。先日買った塗料が、あと、もうちょい足りなくて再び買いに来たのです。必要な塗料の色を間違えることのないように色調番号が記載された塗料の蓋を持参したのでスムーズに買うことができました。用意周到。その辺の抜かりがないのは我ながら段取りいいじゃんと思ってしまいます。
　しかし、小さい容量のものがなく前回と同じ２０平米用１ガロン缶を買う羽目に。塗り足りないのは、ほんのもうちょっとなので勿体ないですが、仕方ないですね。
　自宅の居間ですが、壁と天井を塗りなおしただけですが、ずいぶんと綺麗に明るくなりました。そして、綺麗になったことより吃驚したのは、塗料を塗ってもシンナーのような溶剤臭？塗料の臭い？が全くないことです。そして、どこまで効果があるのか微妙ですが抗菌効果もあるのだとか。塗料の世界も進化してるんですね。
　普通に商売ができるようになり懐に余裕ができたらほかの部屋や外壁も塗りなおししたいもんですね。果たしていつになることやら。  

　とりあえず、なんとか今日、給料を払い終えることができました。今月も個人の蓄えからの持ち出しでなんとか凌げた感じ。もう、これ以上は限界です。会社の口座には来月の支払いのことを考えると動かせるお金は残っていません。苦しいなぁ。不可抗力とはいえ、業種による不公平感は神のいたずらとしか思えません。耐え忍ぶしかないのか……。
　近所の飲食店さんも廃業するお店が、これまで以上に目につくようになってきました。結構繁盛していたんじゃない？と思っていた店も、気が付けば看板が外されて空き店舗になっているじゃありませんか。寂しいですね。なにせ、これで３回目の営業規制です。しかも状況は回を重ねるごとに悪くなるばかり。明日は我が身だぞ。どうすれば良いんだ。
　営業再開から１週間。昨年とは違った雰囲気に危機感を感じます。ワクチン接種しかないのかな。早く打開策が見つかると良いのですが。

＊写真は近所の銀龍さん。こだわりのお肉がお手頃価格で食べられる素晴らしい店でした。特にランチメニューが充実していてお気に入りの店でしたが…気が付けば空き店舗に。  

　とりあえずバンコク都内の新規感染者は千人を切ったけど、９００人前後で停滞状況にあります。今日の東京都の新規感染者が６００人近くですから、約１．５倍の数かぁ。人口比で考えるとバンコクの状況は最悪だと思います。これは、まだまだ長い戦いになりそうですね。勘弁してくれよ。
　今日のお昼は息子のリクエストで海鮮ちらし寿司を頑張って作りました。炊いたお米は４合。前回３合炊いたときは足りなかったので、今回はバッチリです。息子だけでなくカレン族のメイちゃんや嫁さんもちらし寿司が大好きなようで、食べ始めから３０分で桶が空になりました。
　ちらし寿司は見た目も豪華ですし、色々な具材が食べられるのもうれしいところ。日本だとちらし寿司を作ると何か祝い事？と思われがちですが、何もない普段に食べるちらし寿司も悪くありません。コロナ禍で沈みがちな気分を、少しでも明るくできたら良いなぁ。
　５月も残り４日間。あっという間だ。６月から状況が好転しますように。  

　ひぇ～クリーム色といっても、こんなに種類があるんだ。店員さんが見せてくれたクリーム色のカラーパネルには黄色系が混じったもの、緑系が混じったもの、そして茶色系が混じったものと、ざっと６０種類ぐらいはあります。これは迷うというより、素人にはもう判断不可能の世界じゃないですか。どれにしていいのか、全くわかりません。色の世界というか塗料の世界は奥が深いなぁ。ちょっと吃驚です。
　そんな困惑する大将を気遣ってか？店員さんが今一番人気、売れ筋な商品をお薦めしてくれました。そして、なぜお薦めなのか？売れているのか、その理由もしっかり説明してくれるじゃありませんか。まさに王道の接客。そう、このスタンス大事ですね。飲食業でも見習いたいです。
　ちなみに、購入したのはレモン色系のクリーム色でした。この塗料、乾燥後は汚れても拭き掃除ができるコーティング仕様なのだとか。多少高いですが、綺麗さを維持できるのは大きなポイントです。ちょっとしたことですが塗料の世界も進化しているんですね。
　店舗閉鎖中から取り組んでいる我が家の大掃除とリニューアル。やっと最終仕上げの壁の色の塗り直しまできました。お金はないけど、時間はあるこの状況を活用し、自分らでできることは自分らでやる。塗料の買い出しもその一環でした。節約だけでなく、自分らで動くと色々な勉強にもなります。そして楽しいし。どんな時も前向きに！苦しいことも、いつかはきっと良い思い出になるさ！  

◆新規感染者数（５月２５日現在）

　日本・・・４０６７人
　タイ・・・３２２６人

　東京・・・・・６３５人
　バンコク・・８７２人

　いやいや、気が付けばタイの方が日本より酷いことになってます。正直、日本の方が感染拡大を阻止できていないイメージだったので愕然としました。やばいぞタイ。刑務所感染の数はあるにしても、日本より厳しい規制を敷いてこの状態なのはどうよ。効果出てないじゃん。
　タイの人口が日本のほぼ半分ですから、人数自体では少なくても感染比率では、とんでもない状況です。なんだ、かんだと政府の対策に対して批判の上がっている日本ですが沈静化しているのは事実じゃないでしょうか？

◆ワクチン接種人数

　日本・・・６６１万人
　タイ・・・３０２万人

　またワクチンの接種状況もタイの場合は日本のほぼ半分の人数しか達成していません。先週には在住する外国人にも無料でワクチン接種を提供するとタイ政府から発表がありましたが動き自体は鈍いですね。ちなみに在タイの外国人へのワクチンはアストラゼネガ製だとか。
　このままだと、何時まで経っても状況は好転しないであろうタイの感染状況に苛立ちと危機感を感じます。
　そういえば、先週、日本政府がタイからの、ないし１４日以内にタイに滞在した外国人の入国禁止措置を発表しました。しかるべき対策だと思います。このままじゃ、いつまで経ってもタイから日本へ行くことはできそうにありません。悔しいなぁ。
　こんな状況の中、７月からワクチン接種済の外国人を一部の地域限定で受け入れるとタイ政府は発表……。飲食店がまともに営業できないのに観光客を受け入れている場合かい。ほんとうに何を考えているんだか。あぁ～アメージングすぎる。  

　先週末から店舗の営業を再開しましたが、正直駄目です。ここまで駄目だとは想像以上でした。実に残念。営業時間が短いこと。そして、居酒屋としては致命傷ともいえるアルコールの提供が禁止されていること。この２点が解消されない限り、利益を出すことは無理です。東京などの飲食店さんは、休業や時短営業をすると協力金とか支援金とかもらえるらしいけど、ここバンコクはそんなお金、一銭もでません。耐えるしかないのです。
　今、お店の仕事より忙しいのは従業員さんの賄いの仕入れでしょうか？賄い担当のスタッフが休暇中なので買い出しだけは大将が担当しています。普段のお店の仕入れなら難なくこなすのですが、タイ料理の食材の仕入れはちょっと勝手がわからず戸惑うことも多々。でも、良いタイ語の勉強とタイ料理の勉強にもなっています。案外楽しいんですよ。
　今日の賄いは鶏のグリーンカレー。なるほど、グリーンカレーに必要な食材はこれなのね。なるほど。２０人分に必要な数量もこんなもんなんだ。ふむ、ふむ。それしてもタイ料理は香味野菜が色々あって覚えるのが大変。日本料理と同じぐらい奥が深いかも。よし、この機会にタイ料理も我流ではなく基礎からしっかり勉強するか。  

　かれこれ１カ月ぶりかもしれません。外食してきました。待ちに待った外食です。やっぱり外で食べるのはテンション上がりますね。向かったのはスクンビット２４にあるビッグCのフードコート。普段の夕方なら学生や仕事帰りの人たちで賑わうのですが、まだまだ閑散としていました。とりあえず営業を再開しているといった感じです。
　席数は従来の半分以下。また営業しているブースもまだ半分ぐらいでしょうか。普段通りにはまだ程遠いですが、お気に入りのクイジャップはしかっり頂くことができました。ちなみにクイジャップとはベトナムのフォーがタイに渡ってきて進化した麺らしいです。たっぷりのイサーンハムがトッピングされてシンプルだけど食べ飽きない麺です。
　家に帰ってゆっくり味わうお持ち帰りも悪くはないですが、やっぱり出来立ての料理をその場で頂くのはおいしいものです。特に麺類はなおさらだと思います。
　同じ敷地内にある「やよい軒」さんは、まだシャッターが下りたままでした。この状況じゃ営業を再開しても意味ないのかな？もしくはデリバリーに特化し特定の店舗だけ動かしているのかもしれません。
　久しぶりの外食。フードコートでの食事でしたが、ちょっとだけ元気が出ました。明けない夜はない。耐えて忍んで乗り越えるぞ。  

　店舗が閉鎖になって３日目ぐらい？だったかな。自宅の車の下で衰弱しきっている子猫を保護しました。多分、捨て猫ではなく野良猫の子だと思います。このままでは命が持たないだろうと、とりあえずミルクと餌を与えることに。お腹が満たされたら、どこかへ行ってくれればと思っていたのですが翌日も車の下にいるじゃないですか。困ったなぁ。このまま自宅に置いとくわけにもいかないし。猫を飼うなんて絶対に無理だしなぁ。
　とりあえず野良犬に襲われたり車に轢かれる心配のないお店に連れていき、ベランダで保護することにしました。あれから２０日間ほど。元気を取り戻したのは良いのですが、とうとう居ついてしまったかもしれません。エアコンの室外機の後ろがお気に入りの様です。狭いところが好きなのはオイラと一緒。気が合いそうだなぁなんて思いつつも、あんまり懐いてはくれません。なにせ、あんまりというか、ほとんど相手しないようにしているからです。餌を与える以外は完全放置状態。いや、そうでもしないと可愛く愛着がわくと煩悩が……。
　とりあえず様子を見て、もうちょい成長したらお寺にでも持っていくしかないな。にゃんとも困った居候さんです。