2022年09月26日
いよいよ菜食週間に突入
そうか、今日からか。毎年恒例の「キンジェー」と呼ばれる菜食週間が本日から本番を迎えました。今年は9月26日から10月4日までが菜食週間になります。正式には9日間限定の催事です。しかし、スーパーやコンビニではこの菜食週間用の食材が今月中旬ぐらいから売り出されていました。そして、期間が終わっても数日間はキンジェー用の食材を町中で買うことができます。たった9日間だけじゃ商売にならないのと、タイならではのアバウトさなんでしょうか。こんな感じなので外国人である我々にはいつから「キンジェー」がスタートして、いつ終わったのかが、イマイチわかりかねるのです。
期間中はスーパーの食品売り場や町中の食堂では「齋」の文字がついた黄色の旗を見かけるようになります。最初のころは何のお祭りかわかりませんでした。個人的には「齋(斎)の旧字体)」という漢字が「心身を清めて暴食を慎む」という意味だと知ったのが大きな驚きでした。福建か潮州から伝わった伝統文化なんでしょう。実際にキンジェーに参加しているのは華僑系のタイ人がメインですから。
正直なところ日本料理店にとってはこのキンジェーは辛いイベントです。売り上げが減ります。そして野菜の価格が高騰するのです。早く終わって欲しい。毎年そう思っています。菜食は良いことだと思うんですけどね……。
Posted by ジョニー at 22:49│Comments(0)
│大将のタイ暮らし