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2024年04月15日

シンガポールの日本人墓地公園へ

 タイ脱出2日目。目論見通りの堕落した休日を過ごしていましたが……いやぁ、どうも落ち着かないぞ。あぁ、やっぱりかぁ。大将は根っからの貧乏性なんです。何かしてないと落ち着かない性格なんですね。いまさら書くことでもないですが……。
 とはいえ、予定は未定のシンガポール休暇。さて、どこに行こうか? 何をしようか。今回は息子も一緒だしなぁ。あっつ、そうだ20年前にお参りしていた日本人墓地は今どうなってるのだろう。時間潰しの小旅行にはぴったりな目的地が見つかりました。
 ホテルのプールを飛び出し、フードコートで遅めの昼ご飯を食べ、いざ出陣です!20年ぶりのシンガポール日本人墓地へレッツゴー!

シンガポールの日本人墓地公園へ


 MRTでセラグーン駅まで行き、そこからは徒歩で移動すること15分。距離的にはたいしたことはないのですが暑いので、かなり遠く感じました。大通りから20mほどで分岐点にたどり着きます。閑静な住宅地、果たしてこんなところに墓地があるのだろうかと不安になりました。

シンガポールの日本人墓地公園へ


 しばらく歩くと右手に日本人墓地公園の石碑が見えてきます。墓地? 公園? どっちなんだ? 正解は、もともと墓地だったところを公園として整備した場所になります。なので、今、シンガポールで亡くなってもここに日本人としてお墓を建てることはできないのです。つまり公園ですね。メモリアルパークというほがしっくりくるかもしれません。

 
シンガポールの日本人墓地公園へ


 小さな棒のように見える石は「からゆきさん」のお墓です。その昔、シンガポールやマレーシアなどには娼妓として多くの日本人女性が渡り現地で亡くなっていたようです。畳の上で死ねなかった彼女らの生涯を思うと同じ日本人としては複雑な思いです。

 
シンガポールの日本人墓地公園へ


 これは二葉亭四迷の荼毘石碑です。墓石ではないとしっかり案内がされています。ロシアから日本へ戻る際に船上で亡くなった二葉亭四迷を寄港地であったシンガポールで火葬した記念碑です。現地の有力者により石碑が建てられたのだとか。
 遺体を長く保管することができず、最短の寄港地であるシンガポールで荼毘にふす。時代を感じる話です。

シンガポールの日本人墓地公園へ


 かなり立派なこの墓は中野光三さんという方のお墓になります。明治27年から大正12年まで日本人初の現地医師として活躍し日本人会の理事を務めるなど功績の高かった方のようです。福岡県出身と書かれていました。

シンガポールの日本人墓地公園へ


 こちらは太平洋戦争で亡くなった戦争従事者の慰霊碑になります。シンガポールで亡くなった方々だけでなく南洋界隈で亡くなった方々の遺骨なども納められているのだとか。

 
シンガポールの日本人墓地公園へ


 こちらも戦争関連の慰霊碑です。朽ち果ててしまっていますが、先の戦争を今に伝える貴重な慰霊碑です。もう少し手入れされても良いにになぁ。でも資金というか原資がないのかな。寂しいです。

 かれこれ1時間。各所に手を合わせてお参りさせて頂きました。敷地内で買った自販機のジュースがおいしかった。1缶1ドルと安いのは協賛価格なのでしょうか。
 ぜひ、シンガポールに行かれた際は日本人墓地公園にも足を延ばしてみてください。いや、もっと多くの日本人にシンガポールの日本人墓地公園のことを知ってもらいたいなぁ。


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Posted by ジョニー at 20:48│Comments(0)世界放浪記
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