2020年02月25日
新型肺炎の対応が変わってきたぞ

今月の上旬ごろまでは日本からタイへの渡航を自粛する動きがメインでした。タイに行くと新型肺炎に感染する恐れがあるから、タイへの渡航は控えるというものです。実際色々な日本からのイベントや会合が中止になりました。しかし、下旬になるとその動向は全く逆でタイ人の日本への渡航自粛が顕著になってきているのです。感染者数からしても今や日本は感染危険国なのは間違いないです。特に船内感染のニュースはタイの方にとっても衝撃的だったのではないでしょうか。
日本へ行くのは危ない、また日本からタイへ入国する人々は感染をもたらす危険性がある。これが今のタイ政府の日本への見解なのです。実際、今月23日には下記の様な公式見解が保険省から発表されました。
在タイ日本大使館の注釈にもあるように、法規制の様な強制力のあるものではありません。あくまでも現段階では協力呼びかけといったもので、健康であればタイへの入国が規制されるようなことはありません。
とはいえ、果たして・・・これからどうなるのでしょうか?悩ましいですね。日本へ行くのもNG、日本から来るのもNG。タイに住む日本人としては、歯がゆい思いをしながら騒ぎが過ぎ去るのを待つしかないのかな。困ったものです。
【タイ保健省からの新型コロナウィルスに関する発表(2月23日)】
2月23日、タイ保健省は、新型コロナウィルス(COVID-19)に関し、中国、香港、マカオ、台湾、日本、シンガポール及び韓国といった感染例が多く見られる地域からタイへ入国した場合、少なくとも14日間は自己観察することにより、社会に責任を持って、以下の行動をするようにとの協力を呼びかけています。
人混みには行かないこと。
公共交通機関の利用を避けること。
他人と物品を共有しないこと。
症状の有無に関わらず、毎日検温すること。
疑わしい症状が見られる場合にはマスクをつけること。
症状が悪化した場合には、すぐに医療機関にかかり渡航歴を報告すること。または保健省に相談すること。
一部報道で、中国や日本等の地域に滞在していた方は、タイに帰国後14日間の自宅待機をするようタイ保健省が求めている旨報じられていますが、事実関係は上記のとおりであり、またあくまで協力を呼びかけているものです。
また、出社や観光を一律に制限するものでもありません。
つきましては、タイに滞在中の方、またこれからタイへの渡航等をお考えの方は、新型コロナウィルスに関する外務省海外安全ホームページ、在タイ日本国大使館ホームページやタイ保健省ホームページ等をチェックするなど、最新情報の収集に努めてください。
また、インフルエンザが流行する季節でもあり、空港や人混みの多い施設を利用される際はマスクの着用や手指等のアルコール消毒をお奨めします。さらに、外出後は必ずうがい・手洗いを励行するなど予防に努めてください。
以上、在タイ日本大使館からの告知を転載しました。
Posted by ジョニー at 15:00│Comments(0)
│大将のタイ暮らし