2020年04月11日
見捨てることはない、タイの温かさ

毎日がコロナに関するニュースばかりですが、決して悪い話だけじゃないのもタイならでは。仏教国ということもあるのかな。タイ政府はバンコク都内でホームレス生活する人たちへ新型肺炎感染予防策として臨時の無料宿泊所を設置。その宿泊所では毎日3食の食事まで用意されるらしいです。でも、なかにはその誘いを断り公園でのホームレス生活を続ける人もいるらしく、この辺もやっぱりタイらしいなと思った大将でした。
タイ語の「ラオマイティンガン」つまり「見捨てることはしない」というプロジェクト名も良いですね。でも、タイに「社会開発・人間安全保障省」なる省庁があったのは驚きです。日本だったら「厚生労働省」になるんでしょうか?
ゴタゴタが続く日本の新型肺炎対策。せめて東京都の小池知事にはタイの「見捨てることはしない」を見習って何らかの手を打って欲しいものです。タイでできるのに日本で、東京でできない訳はないでしょう!
社会開発・人間安全保障省は5日、バンコク都ルムピニー公園内で宿泊するホームレスの人達に向け、政府が開催する「ラオマイティンガン(見捨てることはない)」プロジェクト一環として、用意した臨時宿泊所に住むよう呼び掛けている。
スリン出身のホームレス、ソムサック氏によると、ルムピニー公園は多くのバスが通っているため移動が便利なので、ここに留まりたいという。同省のジュティ大臣によると、政府の宿泊所は無料で1日3食の食事を提供。現在、100人のホームレスの人が宿泊している。新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的に、法律的に命令を下すかは検討するという。
(タイPBS)
Posted by ジョニー at 18:07│Comments(0)
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