嗚呼、バンコクがらくた暮らし

　おぉ、１万円が２６６０バーツかぁ。ここまで凄い円安になっているとは……。コロナ禍で日本に行くこともできず、円への両替と縁のなかった、ここ数年。気が付けば為替相場は経験したことの無いほどの円安になってました。
　我々のようなタイに生活基盤があり外貨で収入を得ている人にとって円安は有難い傾向です。しかし、日本円で収入を得てタイで暮らしている人や日本からの観光客にとってマイナスなのは間違いありません。せっかく、タイが観光客受け入れに動き出したこのタイミングで円安になるとは、ちょっと皮肉です。そう、日本や海外から来る観光客がどれだけタイでお金を使ってくれるかが、タイの経済立て直しの鍵ですから。バーツ高だからタイ行きを中止する人はいないと思います。でも、節約モードにならないことを祈るしかありません。
　しかし、今年こは日本へ行くぞと思っている大将ら在タイの日本人にとっては嬉しい動きです。また日本へ遊びに行きたくてウズウズしているタイ人もきっと多いはず。日本もインバウンド拡大という意味では円安も悪いことばかりじゃないと思います。
　あぁ、でも、残念なのは、この円安の時に円を両替するバーツの預金、余裕がないことかな。悔しい。世の中、やっぱり、うまくいかないものですね。あと、この円安がどこまで進むのか？そこも気になります。