インバウンドでタイ人を集客! 事例多数で万全の用意 [PR]
ナムジャイブログ
ブログポータルサイト「ナムジャイ.CC」 › 嗚呼、バンコクがらくた暮らし › 2022年05月11日

2022年05月11日

大きなライチの木の下で

 幹線道路から横道に逸れて約1分。閑静な住宅街の一角にアブアリ財団はありました。寄宿舎と小さな畑、そして大きなライチの木を囲むように建てられた事務所と作業場。施設というよりは公園の様な雰囲気を感じました。
 そこは今回の出張をサポートしてくれたアリヤさんが運営するアカ族の学生たちを支援する施設です。大将らが訪ねると、そこで共同生活をするアカ族の学生たちが木になるライチの実を取ってもてなしてくれました。あぁ、なんてほのぼのとした時間なんだろう。口いっぱいに広がるライチの甘さと酸味に疲れが一気に吹き飛びます。
 30分ほどの滞在で学生たちとはわずかな交流しかできませんでした。しかし、もしかしたらコーヒー豆の確保よりこちらの方での出会いが、大事なことの様に思えた大将です。自分の夢をかなえるべく山を離れ寄宿舎で支援を受けながら勉学に励む学生たち。20年前にタイに来た時に携わっていたメコン基金のことを思い出しました。そうだ、俺がタイに来た原点はここだったはずじゃん。
 幸せとは手に入れるものではなく、望むものでもない。ただ、そこに幸せがあるということに気づくかどうか。屈託のない笑顔の学生たちに、そう教えられた気がしました。物で満たされるばかりが、本当の豊かさなんだろうか。今こそ心両面の調和ある豊かさが求められる時代じゃないのか。チェンライからバンコクに戻る飛行機の中で、これから自分がやるべきことが、もう一つ見えてきた気がしました。



 アリヤさんが主宰するアブアリ財団の入り口。可愛い看板がとても素敵でした。



 敷地の真ん中には大きなライチの木があり、それを囲むように建物が立っています。



 急な来客をもてなそうと木になるライチを脚立を使って取ってくれる学生たち。



 さよならは別れの言葉ではなく、再び会うまでの遠い約束。そんな歌のフレーズを思い出しながら……。  

Posted by ジョニー at 17:14Comments(0)大将のタイ暮らし
Information

タイのブログサイト「ナムジャイブログ」でブログを作る! タイのブログサイト「ナムジャイブログ」にログインする!

初めてのタイへの旅の不安を解決
タイに初めて旅行に行く人必見!
海外進出を手厚くサポートします
海外進出を手厚くサポートします
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
プロフィール
ジョニー
ジョニー