
2020年09月02日
さようなら伊勢丹

とうとう閉店してしまいました。セントラルワールドにあった日系の百貨店「伊勢丹」が8月31日で営業を終了。28年の歴史に幕を下ろしました。やっぱり寂しいですね。あまり思い出したくはないけど、セントラルワールドに支店があった時は毎日のように伊勢丹で仕入れをしていました。ご馳走通りで食べる日本料理、そしてお惣菜や弁当は伊勢丹に寄った際の楽しみの一つでした。
もはや百貨店の時代ではない。あたかも悟ったような感じでいう人もいますが、果たして本当にそうなんでしょうか?個人的には、まだまだやれることはあったのではないかと思います。規模が大きくて市場の変化に迅速に対応できない大企業病なるものはあったと思います。また過去の成功や栄光に引きずられるレジェンド病も。しかし、やっぱり伊勢丹だよねと言ってくれる人も少なからずいたはずです。
次はどんなテナントが入るのか分かりませんが、ここタイも大きく商業界が変わろうとしています。コロナ禍の影響もあるでしょう。我々飲食店もレジェンド病にならないよう、しっかり市場を見つめていかなくては……。