
2020年06月06日
海外の邦人に特別定額給付金?

ちょっと吃驚した記事がこれ。海外に住む邦人にまで特別給付金を支給する動きが進んでいるようです。果たして、これはどうなんだろう? お金を貰えるのは有難いし、嬉しいことですが、なぜ海外に住む邦人にまで支給する必要があるのか? その辺の根拠というか理由がわからないのです。
住民票が日本にあり一時的に海外に在住する日本人であれば、逆に支給すべきだと思います。しかし、日本に住民票もなく、また日本で納税もしていない邦人までも対象にするのは国税の無駄遣いじゃないでしょうか。日本の税金は日本の為に有効に生かすべきだと大将は思うのです。日本円の海外流出ですよね。国債という未来への借金をこしらえてまでやることでしょうか。
もし海外の邦人を支援対象にするなら現金ではなく、日本国内のみで使える特別金券みたいなものにして、日本の経済活動活性化の為に海外の邦人を日本へ呼び込むような仕組みなら、ありかなと思うのですが……。
確か先月も同じような話題があがり在タイの日本人では大きな話題になりました。ロングステイなどで滞在している方にとっては馬鹿にならない金額です。さて、この案件はどうなることやら。
*掲載記事*
自民党の岸田文雄政調会長は5日の総務会で、1人あたり10万円を支給する特別定額給付金の対象に海外在住の日本人を加える方向で調整していると明らかにした。
同会で、海外在留邦人に支給できるようにするために何か手立てが必要という意見が出て、岸田氏は「実態把握をしなければならない。外務省にどのようなシステムを作れば支給できるか申し入れた」と話した。財源は2次補正に計上した10兆円の予備費を使う方向。対象となる邦人を把握するシステムを外務省などで検討するという。
(日本経済新聞)
タグ :特別定額給付金