嗚呼、バンコクがらくた暮らし

　無事に義母の火葬がお終わり葬式もひと段落しました。その安堵感からか昨日は、ついつい飲みすぎてしまったようです。朝方、トイレに行くと二日酔いで頭が痛い。またちょっとした倦怠感もあります。飲み過ぎよりも過労かな。
　とりあえず横になっていると午前8時過ぎには巨大スピーカーからの爆音と振動で飛び起きることに。そうか、やっぱり今回もやるのか。葬式につきもののコンサート。義父の時もやったもんなぁ。



　家の前に出ると道路のど真ん中にステージができていました。日本でこんなことやったら絶対に苦情が来ると思います。いくら人が亡くなったからといって道を塞いだり、爆音を出すことなんて無理でしょう。でも、タイの田舎はなんのその。全く問題なし。おおらかという一言では表現できないカオス感を感じます。



　こうして楽しく賑やかにすることがタイのというか、タイらしい故人の見送りかたのようです。その考え方は理解できます。自分の時もそうして欲しいかな。惜しまれて行くのも悪くはないけど。



　飲んで、食べて、歌って、踊って。そして、最後はきっと狂ってくる人も出てくるんだろうな。タイ東北部、イサーンの葬式宴会。金もそれなりに掛かるようです。嫁さんの情報だと一切合切合わせると40万バーツぐらいだとか。日本円で200万円です。やっぱ死ぬのもそれなりの金が掛かるんだぁ。保険金とか役所からの助成金もあるようですが……。