
2021年04月29日
竹の子の旬がやってきた

おぉ、今日も入荷しているなぁ。立派な竹の子が野菜売り場に並ぶ季節になりました。4月の終わりから5月中旬にかけてタイは竹の子のシーズンを迎えます。水煮や塩漬け、漬物になった竹の子は年中買うことができますが、この生の竹の子は今だけ。まさにタイ人にとっては旬の味覚なのです。
実家(鹿児島の片田舎)の裏山が竹山で小さい時は、自分で竹の子を掘ることもありました。みそ汁の具、炒め物、酢の物と竹の子のシーズン中は毎食のように竹の子が食卓に並んでいたのを今でも思い出します。あぁ、実家の竹の子が食べたい!そう、残念なことにタイの竹の子と日本の竹の子はかなり味が違うのです。見た目もそうですが……。

やっぱり竹の品種が違うのかな?でもタイの竹の子も決して不味いわけではありません。タイ人は竹の子をゲーンノーマイแกงหน่อไม้というラオス風の料理にして食べるのが大好きなんです。なんと今日のお店の賄いもゲーンノーマイということで5キロほど購入しました。そのうちの1キロは大将用なんです。早めに湯がいて竹の子ご飯を作ろうかな?あとは酢味噌和えも良いかも。日本の竹の子とは違うけど、だんだんタイの竹の子に慣れてきて、あと数年もしたらこの竹の子が恋しくなるだろうか?きっとそうだろうなぁ。