
2023年02月07日
ノスタルジックな味を求めて

あぁ、今日もついつい買ってしまいました。バンコクのローソンで売られているポークバーガーなんですが、小さい頃、よく食べていた、あのハンバーガーの味にそっくりなんです。
そう、今はきっと見かけなくなったと思うのですが、高速道路のサービスエリアにあったハンバーガーの自動販売機。そのハンバーガーの味に極めて似ているのです。最初に一口食べた時は、あまりに懐かしい味すぎてウォーと叫びたくなるぐらいでした。

温められて、ちょっとしわくちゃになったパンに埋もれた肉厚のハンバーグ。口に入れるとちょっと枯れた感じのハンバーグに溶けたチーズが絡み、なんとも言えないご馳走感を感じさせてくれます。野菜などは入っておらず、ハンバーグとチーズだけのシンプルで安っぽい味わいが子供にとっては憧れの味だったのです。なにせ、あの当時はマクドナルドもコンビニもなかったですから。
休憩で車がサービスエリアに停まると一目散でハンバーガーの自販機に向かって走っていた小学生時代。価格は1個180円だったと明確に覚えています。そして出てくるまでに60秒かかりました。あの待ち時間も至福の時間だったなぁ。
あれか40年以上たった今、まさか、ここバンコクであの味に再会できるとは。自分の思い込みかもしれませんが、このハンバーガーは少年時代の味がするのです。価格は65バーツ(250円)。この価格でノスタルジックが味わえるなら高くはないです。