
2023年02月16日
パタヤの路地裏で思う

あっちも、こっちも、通りを歩けば目につくのがマリファナショップ。観光客が増え、街に活気が戻ってきたのは嬉しいですが、これでいいのかなぁ。6か月ぶりに訪れたパタヤを歩きながら余計な心配をしてしまいました。
それにしてもなぜマリファナショップなのでしょうか? 初期投資が少なくて済むから? 観光客に人気だから? パタヤの場合は、お店の数は多いものの、そんなにお客が入っているようには見えません。もしかしたら、マリファナショップを出すことが今トレンドというか流行りになっているのではと思うほどです。
バンコクでもそうですが、タイのマリファナ商戦はまだまだはじまったばかり。医療用などと、限定や規制はあるものの、こんなに簡単に解禁にるとは思っていませんでした。良いことなのか? 悪いことなのか? よく判断しかねますが、タイ観光の目玉、行く行くはアムステルダムのように主要産業にまで成長するのかもしれません。
でもマリファナを解禁するなら、先にアルコール販売時間の規制を撤廃してほしいです。午前11時から午後2時。そして午後5時から深夜12時までしかアルコール類を販売できないという奇妙な法律がタイには存在するのです。マリファナは24時間販売可能なのに、アルコールは規定された時間帯しか販売できないなんておかしくないですか? まぁ、この辺がタイらしいといえば、それまでなんですが……。
どこからともなくマリファナの妖艶な香りが漂ってくるパタヤの路地裏。そこを歩きながらそんなことを考えた大将でした。