
2021年11月30日
乾季の風物詩

スゥーっと忍者のように現れて、ザァーっと嵐の様に去っていく人たち。総勢11人ぐらいでしょうか。いわゆる人海戦術です。街路樹の裁断、回収、運び出しを得意とする区役所の特殊清掃員の集団がお店の前に参上していました。
いやぁ、本当にあっという間ですね。あれよ、あれよと見とれているうちに生い茂っていた街路樹が、すっきりスリムになっていきます。おかげで薄暗かった軒先に光が差し込むようになり明るくなりました。
こんな光景に出会えるのは一年に一回です。なぜだか知りませんが乾季に入ったこの季節になると彼らが出動してきます。きっと街路樹の手入れをするのに一番最適な時期が今の時期なんでしょう。たまたまでしたが、今年もこの景色に出会えて良かったです。こんなタイならではの季節の風物詩に癒されるようになったのは、心もどんどんタイ人化している証拠ですね。