嗚呼、バンコクがらくた暮らし

　福岡から搭乗したフィリピン航空の便がマニラに到着したのが１６時半ごろ。次のバンコク便は一夜明けた翌日の９時半です。その間の時間をどうつぶすか。ネットで調べてみるとターミナル３にトランジット客向けのホテルがあるようです。
　ならば経験の為に泊まってみるかと到着したターミナル２からターミナル３に向かおうとしたのですが……。無理。不可能です。トランジット・デスクで乗り継ぎ用のチケットを没収され速攻阻止されました。デスクの奥にあるトランジット・ラウンジで待機するように言われたのです。
　これが上級会員向けのビジネ・スラウンジなら最高なんですが、あぁ、残念。そのラウンジがとにかくひどいのです。そもそもラウンジと呼んでいいのか？全く席や設備が足りてない。不衛生。さらにマスクを付けず大声で会話するベトナム人で大混雑。感染症対策が全くできていないのです。これは、マジにやばいでしょう。
　何の意図でこんな劣悪環境のラウンジに隔離されなきゃいけないのか。理不尽というか理解不可能なのですが、深夜３時になればターミナルに移動いても良いといわれました。エアコンが効いていてフリーのネット環境があるのが、せめてもの救いでしたが、もうこりごりです。
　ここはひとつ、良い勉強をしたと思うしかないですね。フィリピン航空を使うときはトランジットの時間に要注意。２年半ぶりの海外移動だっただけに、ここでの疲労感は半端なかったです。